突然訪問してくる屋根修理業者…。本当に信頼できる会社かどうか、不安に思ったことはありませんか?
悪徳業者はなんとしても屋根に上がろうとします。
よく聞く手口としては、
「近くで工事をしていたらお宅の屋根瓦が割れているのが見えた」
「釘が浮いていて、このままでは近隣に迷惑がかかる」
「今契約すると安く工事が出来る」
など不安を煽り、屋根の点検をした後、工事の契約を急がせる点検商法です。
中には、屋根に上がり割れてもいない瓦を業者自身が割り、その写真を見せて不安を煽る等極悪非道な悪徳業者もいると聞きます。
独立行政法人国民生活センターの注意喚起資料によると、近年相談件数が3倍にも増え続けているようです。とはいえ、屋根の工事は家と家族を守る重要なメンテナンスですから、信頼出来る優良業者ヘ相談・依頼をしていただきたいと願います。
悪徳業者の特徴
- 突然の訪問営業
「屋根が壊れていますよ!」と、点検もしていないのに危機感をあおる。 - 極端に安い見積り
相場より大幅に安い費用を提示し、契約を急がせる。 - 火災保険での修理
火災保険には該当要件があり、該当しない場合も多いです。 - 不必要な工事の提案
本来修理不要な箇所を「危険」と説明し、高額工事を勧める。 - 会社情報が不透明
名刺や住所、固定電話番号がない、調べても会社の実態が分からない。
悪徳業者を見極めるには
- 複数社で相見積もりを取る
価格や提案内容を比較すると、不自然な業者が分かりやすい。 - 契約は必ず書面で
工事内容・金額・保証内容を明記してもらう。 - 会社情報を確認する
所在地、電話番号、過去の施工実績や口コミをチェック。 - 「今すぐ契約」を迫る業者は注意
冷静に検討する時間を持つ。 - 地元で実績のある業者を選ぶ
長年地域で活動している会社は信頼性が高い。
悪徳業者から身を守るには
- 飛び込み営業は基本的に相手にしない
インターホンで対応し玄関を開けない。 - 屋根に上らせない
今日は時間がない等はっきり断る。 - 必ず他の業者へも見積もりをお願いする
最低3社は相見積もりをしましょう。 - 当日に契約をしない
契約する前に知人や家族に相談し、自分ひとりで決めない。 - 業者へ断るときは毅然とした態度できっぱりと
他社へお願いしたとハッキリ断る。
まとめ
屋根修理は家のメンテナンスの中でも、分かりにくく且つ高額となるメンテナンスの1つです。悪徳業者に引っかからないためには、「慌てて契約しない」「複数社を比較する」ことが大切です。信頼できる業者を選び、安心して住まいを守りましょう。